FINOLAB xTech Forum 「金融分野での量子コンピュータ #3」に参加してきました

2019/12/03 19:00~@フィノラボで開催されたFINOLAB xTech Forum 「金融分野での量子コンピュータ #3」に参加してきました。

なぜ参加したの?

高校までは物理が大得意で、

大学に入りファインマン物理学/ファインマン計算幾何学を読んだ私は量子コンピュータに憧れを持っていました。

結局、大学院では古典コンピュータのOSや仮想化を研究する研究室に入ったのですが、社会人になりcompassに量子コンピュータの勉強会が有るのを知り、グループに入会はしていましたがしばらく放置していましたが、量子コンピュータ×ファイナンスの話が聞けるということで1000円を払い参加しました。

どのような内容だったの?

アジェンダは下記の2つでした。

  1. 日本アイビーエム 技術理事 東京基礎研究所副所長 小野寺 民也氏 「IBMにおける量子コンピュータの取り組み」
  2. みずほ情報総研 サイエンスソリューション部 チーフコンサルタント 宇野 隼平 氏「Q Hub@Keioにおける金融分野での研究状況」

IBMにおける量子コンピュータの取り組み

日本IBMのお偉いさんから一般的な量子コンピュータの話が聞けて勉強になりました。

以下メモです。

  • “Quantum Computation And Quantum Information”は必読本とのことなので、買って読もうと思います(8000円…)

 

  • IBMの量子コンピュータ IBM Qは世界中からアクセスできるようにすでに公開されており、日本からももちろんアクセスできるようになっているそうです。=> 費用はいくら掛かるのかとても気になります
  • 万能量子コンピュータの登場はまだまだ先。Approximate Small Scaleでは2016年から実用化されたが、Approximate Medium Scaleは2021年から実用化される想定。Approximate Medium ScaleをNISQ(Noisy Intermediate Scale Quantum Computer)として定義している。 => NISQでは何ができるようになるのだろうか
  • 有望なアプリケーション領域は下記の3つ
    • 1. 量子化学
    • 2. 機械学習
    • 3. 最適化
  • 量子ボリューム(数と質: 量子数、エラー耐性)は対数スケールで進化している。
  • IBMの量子PC上で動作するプログラムは”Aqua”(Pythonのライブラリ, https://qiskit.org/aqua)で書くことができる。Aquaは様々な種類の量子コンピュータで動作するようにコンパイルを行う。 => Pythonだし書いてみよう

Q Hub@Keioにおける金融分野での研究状況

みずほ総研の発表。日本では慶応大学に量子コンピュータにアクセスするためのハブがあり、そこに金融や化学、学者が集まって研究を行っていとのこと。量子コンピュータを用いたモンテカルロ法で、コモディティをウンタラカンタラという話でした。

まとめと所感

ここ数年離れていた量子コンピュータへの情熱が少しだけ戻りました。ファインマン計算機科学を読み直そうかな。

IBM QはPythonから色々できるみたいなので、今度遊んでみます。ただ、その前にAmazonの量子コンピュータサービスAmazon BraketとIBM Qの違いがよくわからないのでまずはそこからですね。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-braket-get-started-with-quantum-computing/?hp=r