GMOクリック証券の株価指数バイナリーオプションを調査する ~導入編~

GMOクリック証券の株価指数バイナリーオプションについて

GMOクリック証券の株価指数バイナリーオプション(株バイオプ、株BO)は、株価指数を原資産にしたバイナリーオプションと呼ばれるタイプのオプション取引です。ここからデモ取引できます。

昔からGMOは為替バイオプを提供していましたが、ついに株価指数にも対応しました。

しかしながらオプション取引について詳しく説明しているサイトは多々ありますが、株BOについて詳しく説明しているサイトが見つかりません。

そこで、GMOクリック証券の株BOについてヒストリカルデータをもとに色々調査してみたいと思います。

株価指数バイナリーオプションって?

基本ルール

詳しくはGMOの株価指数バイナリーオプションの予備知識がわかりやすいのですが、簡単なルールだけ説明したいと思います。

バイナリーオプション取引はオプション取引の一種で、エキゾチック・オプションに分類されます。

通常のオプション取引はコール・プットやATM/ITM/OTM、ギリシャ指標など難易度が高いですが、バイナリーオプション取引は「相場が満期時点で権利行使価格を上回った(下回った)場合に、一定の金額(ペイアウト)を受け取ることのできる」取引で、上がるか下がるか(1か0、バイナリー)を予想するだけで良いのでとても簡単です。

下の図を例であげると、満期(20:00)にD: 21557円より上がると思うなら買い注文、下がると思うならば売り注文をすればよいのです。

もし私が満期(20:00)にD: 21557円より上がると思いオプションを856円で買い、20:00時点での株価が21600円の場合1000円のペイアウトを受けてれます。その場合、1000円(ペイアウト) – 856円(オプション購入価格) の144円が利益となります。

一方、21500円になってしまった場合、オプション購入価格の856円はまるまる没収になってしまうため、856円の損失となります。

利点・欠点

バイナリーオプションの利点と欠点をまとめると下記になります。予想が当たり続ければ短時間で大きな利益を得られますが、外し続けると大きく損失が膨らむためハイリスク・ハイリターンの取引です。

○利点

  1. 1ラウンドは3時間のため、結果が出るまでの時間が短い。短期間で利益が膨らむ可能性がある。
  2. 利益率が高い。例えば、500円で購入し1000円ペイバックだと500円の利益が得られる。1円で購入し1000円ペイバックだとなんと999円の利益が得られる。
  3. 株価が上がるか/下がるかのみのを予想すればよいため、通常のオプション取引より簡単。
  4. 取引が1000円から可能。
  5. 利益・損失が限定的のためリスク管理がしやすい。

○欠点

  1. 短期間で損失が膨らむ可能性がある。
  2. 外した場合にはペイバックは0円のため、損失率が高い。例えば、オプションを500円したが予想を外した場合、500円がそのまま損失となる。

株・オプション取引との違い

バイナリーオプション取引と株取引、オプション取引との違いをまとめると下記の表になります。バイナリーオプション取引は利益・損失が限定的のためリスク管理がしやすいのも特徴です。

○買いの場合

取引の種類 利益 損失
株取引 無限大 限定的(最大購入した金額まで)
オプション取引(コールオプションの買い) 無限大 限定的(購入したプレミアムの金額まで)
バイナリーオプション取引 限定的(最大999円) 限定的(最大999円)

○売りの場合

取引の種類 利益 損失
株取引 限定的(最大購入した金額まで) 無限大
オプション取引(プットオプションの買い) 限定的(最大購入した金額まで) 限定的(購入したプレミアムの金額まで)
バイナリーオプション取引 限定的(最大999円) 限定的(最大999円)

まとめ

今回はGMOクリック証券の株価指数バイナリーオプションについて、基本的な説明をしました。

バイナリーオプションは予想が当たり続ければ短時間で大きな利益を得られますが、外し続けると大きく損失が膨らむためハイリスク・ハイリターンの取引です。

次回はバイナリーオプション取引のベースとなるオプション取引について少し踏み込みたいと思います。